本日のアイテムは 1950年代 U.S. AIR FORCE TYPE L-2 フライトジャケットです!!フライトジャケット中でも現存する数が最も少ない貴重なアイテムです!!是非チェックして見て下さい。
第二次世界大戦の主力フライトジャケット TYPE A-2 の後継ジャケットとなったのがナイロン製で作られた TYPE L-2 フライトジャケットです。
1945年に TYPE A-2 の後継として登場した TYPE L-2 フライトジャケット は、オリーブドラブカラー( OD )に染め上げられた初のナイロン生地を使用した当時としては革新的なフライトジャケットの登場です。
ナイロン生地は 1935年にアメリカの『デュポン社』のウォーレス・カローザス博士のチームによって開発された初の完全な人工合成繊維です、このナイロン生地をメインの素材として採用した初のフライトジャケットが、ライドゾーン用( 10℃~30℃ )の TYPE L-2 フライトジャケットです。
それから若干時期が遅れる事完成したインターミディエイトゾーン用( -10℃~10℃ )の TYPE B-15B TYPE N-2 TYPE N-3 フライトジャケットです。
1947年、陸軍航空軍が陸軍より完全に独立をして米国空軍となった事で、1952年には TYPE L-2 フライトジャケットのスペックをそののまま引き継ぎ米空軍のニューカラーのエアフォースブルーの TYPE L-2A が登場しました。
その後、エアフォースブルーの視認性の問題などから、TYPE L-2A フライトジャケットの基本フォルムを受け継いだ米空軍のニューカラーのセージグリーンの TYPE L-2B フライトジャケットが登場います。
TYPE L-2B フライトジャケットは約 11回に及ぶ細かいスペック変更を受けています(米軍の仕様規定ミルスペックの変更は MIL-J-7448 から MIL-J-7488J まで存在します。)
1978年、耐熱アラミド繊維(アロマティックポリアミド、商品名ノーメックス)を使用した TYPE CWU-36P の登場により、TYPE L-2 シリーズはその使命を終える事になりました。
今回のアイテムは 1950年代 U.S. AIR FORCE TYPE L-2 フライトジャケットです!! TYPE L-2 シリーズの中でも非常に数の少ない 1st タイプフです!! レザー製オキシデントタブもキレイに残っています!! エアフォースマークも残っています!! メインジッパーは当時『 TALON 』社製の物に変更されています!! シガレットポケットのジッパーは『 CROWN 』社製のスプリングジッパーを使用しています(こちらはオリジナルです。)!! 両肩にはエポレットが付きます!! 裾部分のストームフラップは『 TYPE L-2 』特徴的なポイントです!! この TYPE L-2 フライトジャケットは U.S. AIR FORCE 初のナイロン製フライトジャケットとして登場したモデルです!!